設立の経緯
ご挨拶
小児治験ネットワークの運営に日頃より御協力・御支援を戴き、心より感謝申し上げます。
このような状況を鑑み、日本小児総合医療施設協議会は加盟施設による小児治験ネットワークを構築しております。小児治験ネットワークは、これまで遅れていたわが国の小児分野での治験業務の効率化を図り、製薬企業の開発コストを削減し、小児医薬品開発が魅力的で容易となる環境とシーズを提供し、その結果として、適応外使用の解決、小児医薬品・医療機器の早期開発につなげることを目指します。
現在、小児治験ネットワークへは日本小児総合医療施設協議会加盟施設を中心に全国の35施設が登録しています。登録施設が有する小児の病床数は合計すると約5,500床で、特定の領域に特化した治験ネットワークとしては国内最大級を誇ります。
小児治験ネットワークは今後共同で治験を受託し、臨床研究を推進し、安全対策のための情報収集活動を展開し、より有効な医薬品・医療機器をより早く子どもたちに届けたいと願います。未来を担う子どもたちのために、医療現場発のイノベーションを創出する小児治験ネットワークにこれからも御協力・御支援をお願い申し上げます。
2016年3月吉日